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連絡網について考える
その昔、小学生時代などはクラスの連絡網があって住所、氏名、電話番号の他保護者の職業まで記載されたものが家庭通知で配布されていた。
子ども心に保護者の職業は関係無いだろと思いながら、先生になぜなのか聞くこともせずだったことをふと思い出した。今では考えられない個人情報をばらまいた書類だった。
その当時は緊急な連絡の場合は電話をかけて、その内容をリレー形式で決められた次の人に内容を伝えていく。最後に受け取った人は最初の発信者へ連絡して、全員に連絡が届いたかどうかを確認するという仕組みだった。
そして現代、一番早く連絡を送る仕組みとすればケータイメールですが、これを活用して連絡網が確率できている学校や組織はまだまだ少ないのかもしれません。本学の併設高校や附属幼稚園では保護者向けのケータイ配信システムを導入して、既読、未読のチェックもできるようになっています。大学では休講通知や自分の成績の閲覧などもできますが、しかし大学教職員向けの連絡網は今だに電話です。
ケータイならまだ連絡はつきやすいのですが、自宅の固定電話が登録されていたりするとまず1回ではつながりません。
直接的な会話が必要な場合と要件を的確に緊急に連絡しなければならない場合とは違います。
こんな事を考えてると、教育の情報化どころか校務の情報化は遥か彼方だと感じる今日この頃です。


東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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| etc | 10:37 PM | comments (x) | trackback (x) |
ICT活用と教育のゆくえ
ここ何年間かでICTを活用した教育実践などの報告はたくさんあるが、着実に広がっているかといえばそうでもない。電子黒板が小学校にも導入されてはいるがほとんど使われていなかったり。電子黒板などは使う教材によっては教育効果は上がるわけでもなく教員の自己満足で終わることも多い。
優れた教材を作成するスキルのある教員がいても、その教員が制作した教材をうまく共有する仕組みもなく、報告を聞いて終わるだけということも多い。共有する仕組みが出来上がったとしてもそれを使うスキルがないということも。
校務の情報化すら進んでいない学校で、ICT活用教育が進むはずもない。なぜならそのスキルがまだまだ定着していないのだから。
これは教員養成系大学にも大きな責任がある。情報社会を生きるこれからの教員のために一定のICTスキルを身につけさせているかというと、残念だがまだまだそうではない。大学でのカリキュラムについてももっと考えなければならないだろう。



東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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| etc | 01:41 AM | comments (x) | trackback (x) |
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