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学校というトンネル
小学校から高校卒業するまで、学校っていうのは長いトンネルなのかもしれないとふと思った。
学校で接する大人は教師で、その教師の大部分が大学卒業してすぐに学校に来て、クラス担任、教科担任を受け持つことになる。
そう、ほとんどの教師は学校という小さな狭い社会の中で年をとり、外界とはあまり接触していません。
顧客の満足を試行錯誤して考えたり、頭を下げて営業に回ったり、理不尽な上司に接したり、そういった日々は全く知らないまま年を重ねていくわけです。
反論もあるでしょうが、22歳の時点で教師はある意味権力を持つわけです。企業での生活とは圧倒的に違う点です。
体罰が問題になっていますが、それを指示する保護者も少なからずいるということが、最近の事件でも出ています。
激動する社会から一番遅れているのも学校という場所です。
教育にはいつまでも変わっていはいけない部分と、時代に対応し変わらなければいけない部分が有りますが、これが遅い。
大学でも教員養成大学は同じ事が言えるのかもしれない。



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| etc | 09:23 PM | comments (x) | trackback (x) |
デザインの重要性
学校の先生がつくる校内などに貼るポスターのデザインはなぜあんなに醜いのか。
よく見るのはワードアートを使った酷いデザイン。そして書体に無頓着。
レイアウトも考えられたものではないということが伝わってくる。
考えてみれば、大学の教職課程では様々な事を学ぶが、教材作成時のデザインをどうするかということはあまり重点がおかれていない。
しかし、フォントやレイアウトを少し考えると利用者にとって非常に見やすく使い易いプリント教材を作る事もできる。
デザインという視点で教材を捉えることが少ないし、それが重要なことだと思っている大学の教員養成課程の担当教員も少なく思う。
日頃使う自分の持ち物や道具を買うときにはデザインにこだわる教師はいても、自分で作る、そして生徒に使用させる教材デザインをしっかりと考えられる教師は少ない。
手作りの良さということを強調する教師は多いが、残念ながら制作する教師の自己満足教材は多い。
「デザイン」というのは生活を豊かにしたり、使いやすいもの、見やすいもの、そして効果の上がるものであるんだけれど、現在の教員養成課程ではあまり重要視されていないのが残念だ。

 


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