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伝えるということ
仕事の関係上1年間でかなり多くの営業担当の方々と出会います。営業の電話もかなりの数ですが、営業電話には特徴があります。

一番特徴的なものは財テク関係の怪しげな営業電話。これは様々な会社がありますが、どの営業担当者も全く同じ口調です。まず会社名は言わず個人名で電話をかけてくる。そしてかなりハイテンションで早口で話す。誰が聞いても信用できない話しっぷりなのですが、彼らはそういうことには気づかないようです。
あの話し方は同じ所で研修を受けてるのかと思うほど皆同じです。
同様にメーカーからの営業を請け負っている販促会社の営業の人々もこれによく似た話しっぷりです。
マニュアルをまる覚えして、そのセリフを明るく話ているんでしょうが、何も伝わって来ません。
同じ商品を売るにしてもメーカーの営業担当者と販促会社の営業では、話し方に大きな違いがあります。話を聞く側としては、なんでもアウトソージングするのはちょっと疑問を感じるところです。

この話し方はコンピュータ関連のインストラクターにも感じます。マニュアル通りよくおぼえてそのまま話す。「誰が担当しても同じ事が伝えられる」ということは大切なんでしょうが、インストラクターの話し方もあまりすきではありません。
このマニュアル通りのセリフを読んだような話し方としっかりと伝えられる営業担当者との違いは、その商品だけではなく、周辺知識の深さ大きくも関連してるんだと思います。
相手に自然な形で伝えるということは難しいですね。

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