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ケータはイは悪者なのか
1月末に文部科学省は「学校における携帯電話の取扱い等について」という文書が都道府県教育長や知事等に通知した。
http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1234695.htm

通知文にも書かれているが、小中学校で持ち込みを禁止しただけでは、ネット上でのいじめや犯罪はなくならない。やはり情報機器の特性やそれを使う上での技術やモラルをしっかりと指導できなければいけない。
ケータイは本来悪者ではなかったはずだ。
新しいメディアが登場すると、便利になり生活を豊かにする反面、その陰となる部分がある。
それを犯罪にりようする者が現れるからだ。
便利なツールであるケータイを悪者にしていったのは子どもではなく大人であり、子どもはその犠牲者となった。

子どもにケータイが広がり始めた頃、学校ではモラル教育はどうっだったのか。
いまだに電子メールが使えない教員も少なからずいる。
社会の変化に一番対応が遅いのが、学校の教員なのかもしれない。

新しいメディアが急速に広がるとき、そのメディアを教育に取り入れようとする動きと、もう1つは禁止しようとする動き。学校はいつも禁止の方向に流れてきた。
僕の中学校時代は、ラジオの深夜放送。
その後、ウォークマン、ポケベル、PHS、そしてケータイ。

今後のグローバル社会で「生きる力」を養うためにも、メディアの特性、技術、モラルを子どもたちに教育するのは大人の責務だ。

東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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| ケータイ | 09:51 PM | comments (x) | trackback (x) |
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