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MacとWindows -VirtualBoxでファイル共有-
Mac上にインストールしたVirtualBoxの設定の続きです。
1台のコンピュータ上でMacOSX(Snow Leopard)とWindows Vistaが同時に起動するようには比較的簡単に設定することができます。
同時に一つのディスプレイ上に2つのOSが利用できるとなると、やりたなるのがOSXとVistaとの間のファイル共有です。
ファイル共有のためには、もう少し設定が必要となります。

手順は次の通りです
まずはMacでの準備作業。
①Mac側に共有用のフォルダを作成する。
(すでにあるフォルダでも可)
②フォルダ上で右クリック(control+k)し「情報を見る」を選択。
③共有にチェックマークを入れる。
④「システム環境設定」を開き「共有」を選択する。
⑤「ファイル共有」を選択する。
⑥共有させるフォルダが表示されるので選択し、SMB(WIndows)にチェックマーク。
(これにより、sambaでの共有が可能となります)
Mac側の設定は以上です。

次はWindows Vistaでの共有設定です。
Windows側では次の手順で、ネットワークドライブとして認識させます。
①VirtualBoxのメニューの「デバイス」から「共有フォルダ」を選択。
②フォルダの追加ボタンをクリックすると、共有フォルダの追加ウィンドウが開きます。
③フォルダのパスの横にある▼をクリックしその他を選択し、Mac側に作成した共有フォルダを選択します。
④上記作業で「フォルダのパス」と「フォルダ名」が表示されます。
⑤「永続化する」にチェックマークを入れる。
⑥スタートメニューからコマンドプロンプトを起動します。
⑦コマンドプロンプト上で、net use z: ¥¥vboxsrv¥共有フォルダ名 (returnキー)

以上で終了です。
スタートメニューからコンピュータを選択すると、ネットワークドライ(zドライブ)としてMacで作成した共有フォルダが表示されます。



Macでの仮想化には有償のソフトウェアとしてはVMware Fusionが使いやすいと思いますが、今回はフリーソフトでやってみました。
Fusionであれば、お互いのOS間でドラッグアンドドロップでもっと簡単に共有することができます。
まあしかし、無料でここまで機能が充実していれば全く問題はありません。
普段はMacで時々Windowsでの確認が必要な場合っていう程度の使用頻度であれば、大変満足できるソフトの中の一つだと思います。

東大阪大学・東大阪大短期大学部
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