ツイート
2010,01,22, Friday
情報教育センターではたくさんのWebページやWebアプリケーションを制作しています。
Web開発者を悩ませる原因のひとつに、ブラウザによってページの表示が微妙に異なることです。 IEやFirefox、OperaやSafariなどのブラウザは基本的にはW3Cが定めるHTMLやCSSの標準規格(以降、Web標準)を基に作成されているはずなのですが、それぞれ標準規格の解釈に違いがあって、すべて同じ表示にはなりません。 特にMicroSoft社のIEは曲者で、IE独自のタグやCSSの解釈などで、制作者をこまらせることになります。 ときどきWebページに「IE バージョン◯◯に最適化されています」というページがありますが、これは、すべてのブラウザで同じまたはほぼ同じ表示をするための努力を放棄した制作者が作ったものです。 日頃、Webページの制作はMac+Firefoxでおこなっています。 できあがってページの確認をして、IEでの表示に合わせるときに意外と細かい苦労が発生します。 IE ver8ではこういった不具合はかなり改善されたといわれますが、じっさいWebユーザはこまめにアップデートしている方の方が少なく、バージョン間での確認も必要となってきます。 Windowsパソコンを買うと標準で付いているIEを使うのはごく自然なことなので、仕方の無いことです。 その上、小学校からは授業でもブラウザを使って情報検索をすることを体験的に学びますが、ここでもほとんどの学校でIEが利用されています。 Firefoxが標準ブラウザになっている学校はごく少数で、ましてやsafariなどはほとんど無いのではないでしょうか。 教員はMicrosoftのインストラクターではありません。Microsoftのソフトが無ければ何もできないような授業だけはしたくないものです。 ■Firefox http://mozilla.jp/firefox/ ■Opera http://jp.opera.com/ ■safari http://www.apple.com/jp/safari/ ■w3c http://www.w3.org/ ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■Media Art Project ■太田研究室
| http://www.kazdesign.org/weblog/index.php?e=405 |
| etc | 12:21 AM | comments (x) | trackback (x) | |