
2010,05,08, Saturday
ネットでの学びに対してはまだまだ否定的な方々も多く存在します。
「バーチャル」や「e-learning」という言葉だけにでも拒否反応をしたりと。。。 「バーチャル」と「リアル」について考えてみました。 例えば実際の対面でないものはすべてバーチャルなのか。ネット上では、ビデオチャットやWeb上で距離は離れていても同じ時間を共有することもできます。 遠隔授業などがこれにあたります。映像の垂れ流しではなく、チャットやtwitterのサービスを同時に利用すれば双方向のコミュニケーションも可能です。 また、実際の講義が終了しても映像そのものを録画して、チャットのデータを保存し継続して利用すれば、その時間に参加出来なかった学生も、講義と講義中の議論までも共有できます。 こう考えると学習者にとっての学びの機会を多く提供できる遠隔授業にはそれなりの利点があります。 最近ではiphoneなどの登場により、多くの学びの機会が得られるようになってきました。 Webで学習するとバーチャルで、印刷媒体である本で学習するとリアルなのか。 こう考えると、どちらも著者とは対面ではないのでどちらもバーチャルです。 対面でのリアルなコミュニケーションを基本としながら、学習の内容によってWebや本の学習ツールの組み合わせを設計できる教員の必要性を感じます。 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室
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