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デジタル教科書の可能性について考える
今日は「情報教育合同研究会」へ
ひょうごe-スクールコンソーシアム/兵庫県教育工学研究会情報部会
日本情報科教育学会近畿・北陸支部/情報コミュニケーション学会
の合同の研究会で、小中高の先生方と大学の教員など様々な校種入り交じった合同研究会です。

午前中のセッションでは「デジタル教科書の可能性、事例と実物に触れて考える導入と活用」に参加。
デジタル教科書の導入事例の話しと実物に触れての体験ですが、以前から指摘していましたがまだまだ様々な課題が残るという感じを受けました。
しかし紙の印刷媒体を用いた従来の教科書にはない良い点はかなりあり、将来的には小中高校でもデジタル教科書が導入されていくものと思います。
まず必ずクリアしなければならないのはバッテリーの問題。
また小中高の各段階で全校的に利用するのであれば、かなり大きな急速充電設備が必要になるだろうと思います。
現在の普通教室のコンセントの数では全く話しにならないし、充電には適していません。
デジタル機器を使うのですから、どうせならインタラクティブな授業をおこないたい。生徒の理解度の把握や、意見のリアルタイムな集計。そういったことをおこなおうとするとむせんLAN環境が必要になってきます。1クラス定員少なく考えても30人。1教室あたり2台のアクセスポイントが必要になるだろうと思います。
全ての公立学校を整備するとなると相当なコストがかかります。
現在のところ、LANを使わずリッチコンテンツを表示できる教科書としても、危機耐性を考えると従来の紙の教科書の方が優位な気がします。
また、指導する教員を研修と教員養成大学での取扱いも充実させる必要があります。
残念ながら、教員養成大学ではそこまで対応できていないのが現状です。
まだまだ導入までには様々な課題があり、検証実験が必要ではありますが可能性を大きく秘めた教育ツールであることは確かです。


東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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