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電子教科書と教師の力量
電子教科書について様々なところでいろんな話題が出て、子どもの学ぶ意欲が向上したり学習効果が上がるというようなことが盛んに話されている。
学ぶ意欲や学習効果を上げることは本来教師の役目であって電子教科書を使えば上がるというようなものではない。
自分が大好きな作家の小説も国語の教科書に出て授業で習うと急につまらなくなったりするのはなぜか。それは授業そのものがつまらないから。こんな経験をされた方も少なくないと思う。
情報機器に子供の頃から慣れ親しんできた子どもたちが、情報機器が不慣れな教員の使う電子教科書や電子黒板を使った授業を受けても何も新鮮な感覚はなく、つまらないものになってしまう。
紙の教科書でも電子教科書でもそれを使う教師の力によって授業は大きく変わるものだ。
日頃、PCやタブレット用学習ツールを開発している僕自身も、結局そのツールが子どもたちの学びに役立つかどうかはそれを使う教師の力量次第だと思う。
少しでも多くの教員がそのツールを使って楽しい学びが子どもたちに与えられるよう開発をしていきたいと思う…





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