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2012,04,19, Thursday
ディアル*を選択している皆さんは集1回様々な企業や施設で実習をおこない、本物の社会活動を体験しながら、その実習先で様々な世代の方々とコミュニケーションをとりながら活動されています。これはとても大切なことで学校で学ぶことはできません。
現代の若者はコミュニケーション力が低下しているということが盛んにいわれていまが、その中、皆さんは同じ世代の高校生同士だけではなく、実習先の様々な世代の方々とのコミュニケーション活動によって、相手の言葉の意味を正確に聞き取る力、そして自分の意思を表現する力を実習の体験の中から学んでいることだと思います。 同世代の者同士なら通じ合う言葉や表現も違った世代には正しく伝わらず、勘違いや誤解が生じるなど、世代を超えたコミュニケーションをとるという経験が少いと必ずぶち当たる壁があります。その壁を乗り越えるコミュニケーション力を皆さんがもった時、これから起こる様々な問題にも対応できる力がついていると思います。 デュアルの一環で東大阪大学で文書デザインの授業を受講される方々には、言葉によるコミュニケーションだけではなく、文字による表現、伝えるためのデザインなどを実際にコンピュータを使いながら1年間大学の設備を使って学習してもらいます。 相手に伝えたい事柄を正しく正確に伝えるための表現方法を考えると、そこでは見る人、読む人の立場にたったデザイン力が必要になってきます。そうしたデザイン力を授業を通して学んでいってほしいと思います。 高校生活の最終学年です。卒業後社会に出る皆さんも、進学する皆さんもこのデュアルの実習を通して多くの方々と出会い、多くの経験をし、その中から様々な事を学ぶことだと思います。他の高校性には経験できない貴重な事を大切に、この1年を過ごして下さい。 *デュアルとは 学校と企業や施設が連携して、週1日企業・施設に通って実習することを正規の学習としておこなうもので、普通科高校としては全国唯一デュアルシステムを導入しているのが高大連携先の高等学校です。 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■太田研究室
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| 高大連携 | 03:50 PM | comments (x) | trackback (x) | |