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学内SNSはなぜつまらないのか
twitterやfacebookなどのSNSはコミュニケーションツールとして利用する以外にも独り言を吐き出すものとして利用し、それがキッカケでコミュニケーションが生まれたり、何かを伝えるためではなく何気ないコミュニケーションをとると言う行為そのものが目的であったりする。
SNS利用者が増え学習ツールとして利用する場面もかなり増えてはきているが、学校単独で学生と教職員だけで構成されているSNSは盛り上がりに欠ける場合が多い。
学内関係者だけの非常に閉ざされたSNSを構築し教育方法論の授業で運用してみた時のこと。非常にアクセスが高くなったのは学生が教育実習へ出ている期間。この期間は学生同士の相互支援が活発におこなわれていた。日頃授業で顔を合わせる学生同士といってもすべての学生同士が友人というわけでもなく、合えば対面でコミュニケーションもとれるし、ケータイもある。しかし教育実習が終了し、担当する授業も終にかかった頃には一部の学生を除いてアクセスは急激に低下していった。
教育実習という特殊な環境下で、様々ま問題にぶち当たり解決していかねければいけない場合には、同じ体験を別々の場所でおこなっているクラスメイトや教員と連絡をとり、悩みの共有やお互いの支援活動の必要性を感じて、サイトへのアクセスは激増する。
ある問題について聞きたい、何かを連絡したい、ある目的を達成したいという目的を達成するためのツールに利用するという場合と、ただ単にコミュにニケーションそのものをとるということ、それ自体が目的の場合とでは、利用するツールが違っても当然だ。学内SNSというかなり閉鎖的なSNSは面白みに欠けるんだろう。
もう少しこのつまらなさを考えてみたい。

学内SNSはなぜつまらないのか②

学内SNSはなぜつまらないのか③



東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

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