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コンピュータは備品なのか消耗品なのか…
小学校から大学まで授業用コンピュータが整備されていない学校はもうないが、あるというだけで起動すると激遅なコンピュータや授業を受ける側にも教員側にもかなりのストレスが溜まるコンピュータを使い続けている所も意外と多い。
特に財政難に陥っている私学では学校によってかなりの差があるのではないだろうか。
黒板を付け替えたり、児童生徒や学生が使う机や椅子を一定周期で新しいものに入れ替えている学校は少ない。それと同じ感覚でコンピュータを捉えている学校責任者とスムーズに授業ができる最低限の環境は提供したいと考える担当者の悩みなどをよく見る。
情報の授業やICTを活用した授業でも何が何でコンピュータが必要というわけではないけれど、各学校段階で最低限のスキルを身に着けて卒業するということを考えると、少しハードに使うとすぐにフリーズしてしまうようなマシンは使うべきではない。
コンピュターを更新してから7年、8年経っていてかなり使いづらくなっている学校も数多い。
若者の間でのデジタルデバイドは年々大きくなっている。また学校間でのデジタルデバイドも相当ある。
これはマシンスペックや機器設備の問題だけではなく、教える教員にも問題はあるし、これからの情報教育を考えていくと様々な問題がからみ合ってますます複雑になってきているように感じる。


東大阪大学・東大阪大短期大学部
東大阪大学情報教育センター

太田研究室

  


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