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2009,11,20, Friday
高大連携で授業をおこなっている大阪府立布施北高等学校デュアルシステム専門コースの発表会に行ってきました。
デュアルシステムとは、ドイツを発祥とする教育と職業訓練を同時に進めるシステムで、日本版デュアルシステムは、文部科学省がモデル事業として、主に専門高校(専門教育を主とする学科などを置く高等学校等。農業高校や工業高校等)で行っている。 普通科高校でこのデュアルシステムをおこなっている唯一の高校がこの布施北高校です。 2年生からこのコースを選択することができ、3年生の今の時期に発表会が実施されます。 生徒の企業での体験等を生徒自身でプレゼンテーションをおこない発表します。 東大阪大学では、高大連携として、デュアルシステム専門コースを選択している生徒を対象に高大連携の授業をおこなっていて、毎週1回午後の2コマの授業を大学へ通学して受講しています。 4月に生徒達との授業が始まり、この発表会までの期間で全員が大きく成長していく姿を目にすることができます。 今日の発表も、大変よくできたものでした。 毎週1回全日の企業での実習を続けているだけあって普通の高校生と比べると、しっかりとしたプレゼンができるようになっているんだと思います。 デュアルシステムを運営していくためには、高等学校の先生方の努力と、地元の企業の方々の協力の二つが揃わなければ、継続していくことはできません。 東大阪の企業の方々の、生徒を地域のみんなで育てるという意識があってこそ成功するものでしょう。 生徒達がデュアルシステムの中で、大きく成長していっている後ろでは、地元企業、学校、保護者の歯車が噛み合って動いているからだということを再確認できた発表会でした。 ■東大阪大学・東大阪大短期大学部 ■東大阪大学情報教育センター ■Media Art Project ■太田研究室
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| 高大連携 | 11:12 PM | comments (x) | trackback (x) | |